治療家の感覚

整体師ならバシッと矯正しんかい!と江尻先生が矯正のコツとミソを書き記した「矯正大百科」をお借りして、側臥位での下部胸椎矯正を2ヶ月に渡り、行なって行きます。

 

矯正のイメージ

* 痛い

* 危険

* 不快

* 怖い

などと矯正のイメージは今でも悪い。

 

 

これ、患者さんのイメージでもあり、術者のイメージでもあります。

 

痛くなく、安全で、心地よく、ポキって音がした瞬間、患者さんと笑ってしまうくらい、軽やかな矯正があってもいい筈ですし、RooTsで学ぶ整体師が目指しているところでもあります。

 

 

矯正が出来ない、驚き揉み揉み整体師にはならない。

 

矯正は決して簡単なものではないです。

 

矯正には型(フォーム)が大切である事は、整体師であれば当然のことだと、私は思っています。

 

しかし、整体の技を学ぶ上で、フォームを気にするあまり、何も出来なくなる事があるんです。

 

 

所謂「スランプ」

プロである以上スランプは避けたい所ではある。またスランプではないにしろ、どうもしっくり来ない事も有るのも事実で、フォームはどうだったとか、考えこむと迷宮入り。

 

 

私にも覚えがある事です。

 

 

そんな駆け出しの整体師の頃を思い出して、私は何に困っただろうと考えましてねこれって「感覚」だよねって事で

 

今回は「感覚」

 

①打つ感覚

 

②探る感覚

 

③追い込む感覚

 

 

①打つ感覚をメインに行いました。

 

感覚を磨くにあたって、あなたに合ったフォームへの入り方があるんです。

 

今回はこの一点!

 

頭で覚えるのでは無く、体感して染み込ませるように、尚且つ矯正でのスラストの感覚に変化させ、先月学んだ上部胸椎の矯正を行なって、どうだったでしょう。

 

 

皆さん、実にどっしりと安定した綺麗なフォームになっていました。

 

掴んだって感じが、笑顔に出てましたね。

 

体の使い方ってとっても大事ですね。

 

星野順一