見る・視る・診る

今月の臨床セラピスト治療家塾RooTsの技術編も検査です。

スタティックパルペーション

モーションパルペーション

 

セラピスト、治療家にとっての一番肝になるテクニック。

 

スタティックパルペーション

モーションパルペーション

なぜ、このテクニックに特化したセミナーが少ないのか?

本来であれば本当に必要で重要なテクニックであり、これができないと何も始まらないはずなのですが・・・。

 

この検査をするというテクニックに特化したセミナーがないのは、それだけ重要だということ、教えることが難しいということ、習得するために時間が必要だということ。

様々な理由があるのと思いますが、この検査をするというテクニックを習得すると椎骨を矯正する、筋肉・筋膜を調整する、靭帯を調整する。

どんなテクニックもスグに理解できるし、使うことができると断言します!

 

最近は整体という技術も随分と世の中に浸透してきて、「痛いところと悪いところは違う」と言う整体師や治療家が増えてきました。

この痛いところと悪いところが違うというのは、しっかりと検査のできる治療家が言えることであります。

 

症状にフォーカスを当てて、その症状の時はこの部位が悪くなる、とかというまるで決まったものがあるかのようなセミナーは沢山あります。

それを少しかじっただけで、痛いところと悪いところは違うなどというのは大間違いです。

多くのテクニックセミナーで言われることの原因と結果は、そのテクニックを編み出した人の経験値から言っていることも沢山あると思います。

その経験値から言っている先生は無意識で色んなところを見ているはず、視ているいるはず、診ているはずです。

 

だから、技術セミナーには終わりがないんです。

本当のところは無意識で見ているので教えてもらえないのです。

 

無意識で見ているのです。

これがとても重要。

無意識で見ていると、人に教えることは無理です。

 

無意識でみるといいましたが、最初は意識してみていたはずなのです、しかし当たり前になりすぎると意識しなくなり当たり前のことになってしまう。

 

技術を人に教えようと思う人は、それくらいまで経験を積んでいる方が多いはずです、昨日習ったテクニックを次の日に人に教えてお金を取る、これじゃあ単なる詐欺です。

 

技術セミナーには終わりがない、本当のとことは無意識だから、と言えるのです。

 

フミユセラピストアカデミーの臨床セラピスト治療家塾RooTsではこの検査という、見る・視る・診るを徹底的に習得します。

そこから、全ての矯正テクニック、調整テクニックが有効になるからです。

 

一番面白くないテクニックの検査を面白いと思える事が、実はセラピスト治療家の第一歩だと僕は思います。

今月も楽しい講義をありがとうございました。

 

来月は頚椎に特化した検査テクニックをお伝えします。

どうぞよろしくお願いします。

えじり