脊柱のモビリゼーション

今月のDojojiは先月に引き続き、脊柱のモビリゼーションです。

 

伏臥位は出来て当たり前、、、

と言う事で、今月は

仰臥位、側臥位、座位

を徹底的に復習です。

 

 

仰臥位では、先生役の人、患者役の人、やっている人にしか何をしているのかわからない。

 

自分が受ける事により、わかってくることが沢山あります。

 

正しいやり方、この場合口では説明しかねないのです。

 

重要なのは、手や指の使い方、体の使い方です。

 

全ての技術においてもそうなのですが。。

 

 

正しい手の使い方、体の使い方をしていると、女性が体の大きな人をやっても、何も疲れないのです。

 

術者が疲れる、手が痛いとなれば、体の使い方、手の使い方が悪いと言う事なのです。

 

側臥位では術者の位置は勿論大切ですが、患者さんの位置がとても大切になってきます。

 

患者さんの位置が正しくなければモビリゼーションはできません。

 

座位に関しても、患者さんの軸回旋が出来ているか出来ていないかで、モビリゼーションが出来るか出来ないかになってしまいます。

 

 

しっかり軸回旋をするには、術者の立ち位置、患者さんとの距離が最も大切になってきます。

 

術者の立ち位置が悪ければ、術者も患者さんも安定しない、効果もないという事になります。

 

最終的に、術者のスタンス、立ち位置が良ければ全ての技術は上手くいくと言っていいでしょう。

 

良いスタンス、それが基本のスタンスなのです。

 

中村憲永