7月のRooTs
前回からの続きでは有るのですが…
もう一度
整体師ならバシッと矯正しんかい!と江尻先生が矯正のコツとミソを書き記した「矯正大百科」をお借りして、側臥位での下部胸椎矯正を2ヶ月に渡り行いました。
その中で養って頂きたい感覚3つ
①打つ感覚
②探る感覚
③追い込む感覚
キーワードは「しっくりくる」
感覚だものそこが一番大事だよね。
誰から何を言われようが、しっくりきていない物は、あなたの体には合っていないってコトなんだよね。
だいたい上手くいかない時ってしっくり来ていないんですよね。
基本に忠実にと言っても、男女での体格差も有ります。
男性であっても自分より体格の大きい方を苦手とする整体師は多いです。
それと技を生み出した人は、そもそもその人のしっくり来た事を、一番のフォームだと思っている訳です。
僕は今回のrootsでは、スタンスは教えないつもりでした。
本気で本当に教えないつもりでした。
前回の上肢の入り方でしっくり来て頂いたまま、追い込む感覚を伝えて終えようと思っていましたが…
教える事が好きなんだよね。
どうしたら上手く綺麗に鋭く矯正出来るかを教えたくなるんだよね。
「スタンス」
たったこれだけの事なんだけどね
患者との間合いと入り
スタンスで患者を支えることでの安心感
矯正する為の体の余力と遊びが出来る
上肢が自由自在に使える様になる
鋭く、早く、短く矯正を行える
「スタンス」が「しっくりくる」には幾つのも意味が存在しているんです。
その修正を今回はバシッとさせて頂きまました。
しっくり来た所で、「写真撮って!」てお互いに言いながら確認しておりましたね。
皆さん綺麗なフォームでしたよ
アフターで師匠から「いつからスタンスの事を考えてた?」って質問されて、慌てて答えましたが、私…嘘をついておりました。
よくよく考えて思い出して見たら、整体を学んだその日からでした。
はぁ〜しっくり来たわ!!
星野 順一