先月のスピーカーが自分の特技・独自性を前面に出した素晴らしい講座を行い、それを見た後、
「果たして自分の特色は何なのか?」
という焦りが生まれました。
あれこれ考えを巡らせたもののいいアイディアは浮かばず、時間だけが過ぎていきました。
考えた末、「変に意識し過ぎて奇をてらわず、今の自分の中にあるものを表現しよう」という結論に達しました。
日々の施術の中で脊柱、その中でも特に頸椎の重要性は常々痛感していて、ブログでもその事については書いていたのでこれは入れたい。
以前行なった健康講座で手応えのあった肩こり・肩甲骨周りについても話してみたい。
けど、「初心者には難しかった」って声があったから、もう少し簡単に伝えるようにしよう。
あと、いろいろ書いたものを暗記して話すようなやり方だと固くなって面白みがないから、アドリブ的にやってみよう。
そんな事を考えながら当日を迎えました。
結果として、当日お聞きになった方々はご存じの通り、備考のつもりで暗記した事だけがスムーズに出てきて、肝心の核となる話についてはほとんど真っ白という、お耳汚しの様な内容になってしまいました。
メインとなる話にしろ、対象となる相手のイメージにしろ、もっと絞り込んで話すべき。
起承転結、メリハリをつけ、感情を揺さぶるように心がけるべき。
いつも暁光先生から学んでいる事が何も表現できていないという情けなさ。
しかし、失敗とは、上手くいかなかった経験ではなく、そこから逃げて歩みを止める事。
厳しい感想を下さった方々の想いに応えるためにも、更に精進します。
貴重なお時間を頂き、ありがとうございました。
からだ工房村松屋 村松孝幸