2022年2月のシェアリング講師のアリトミです。
僕ら治療家が患者さんにアプローチする時、何にアプローチしてますか?
骨?筋肉?筋膜?皮膚?
直接触っているのはそれらの組織かもしれませんが、アプローチしているものは別にあります。
それは「隙間」です。
皮膚と筋膜の隙間、筋膜と筋膜の隙間、骨と骨の隙間(関節)にアプローチしているのです。
聞けば当たり前と思うかもしれませんが、それを言語化する、意識するということがとても大切です。
そのことを意識すれば、使うテクニックは何でもよくて、新しいテクニック、魔法のようなテクニックを求めてセミナーを彷徨う必要はなくなります。
普段使っているテクニックや、基礎的なテクニックがより効果的なテクニックに化けます。特別なテクニックは必要ないのです。
とはいえ、その「隙間」をより意識できる様に、特別なテクニックもお伝えさせていただきました(笑)
講義を受けた皆さんにとって少しでもプラスになって、それがその先生の施術を受けた患者さんにとってもプラスになったとしたらとても幸いに思います。