月に1度、御前崎に集まって切磋琢磨する治療家同士。
手軽に連絡も取れますし、SNSで近況も知ることができます。
でも、それは日常の中のほんのワンカットでしかありません。
今回は、外にはあまり明かす事のない、
僕の「当たり前な日常」にスポットライトを当ててみました。
大きな声では言えませんが、世の中がどんなにパニックになっても、
昨年も今年も、仕事には何の影響もありませんでした。
最初は、ただただラッキーだと思っていました。
約2年経って、ようやく気が付きました。
何の影響も受けなかった理由は、
より良いものをクライアントに提供するためにやり続けてきた、当たり前でした。
例えば、
・細胞レベルで居心地の良い空間を作る。
目に見えない埃まで毎日掃除し、陽当たりや空気の循環、湿度や温度管理をする。
ベッドシーツやフェイスタオルは、常に清潔に管理する。
・メディア、ネット記事に頼らずに常に情報を精査する
調べたい事に対しては、何冊も本を集め、自分の行動の指針にしたり、プレゼンの材料とする。
情報から、ファクト(事実、事象、数字)、起きていることを読み取る。
・足を使ってリサーチする
街や店に足を運べば、そこに起きているリアルがある。
人の流れ、行動を自分の目と肌で感じる。
整体師「らしく」あるために、「五者らしく」ありたい。
医者らしく知識を得続け、
学者らしく研究と理論を重ね、
易者らしく人と未来を見通し、
役者らしくキャラを作り、
芸者らしくパフォーマンスができる。
「らしく」には終わりが無いと思っています。
「らしさ」の追求こそ、クライアントへの価値の提供です。
世間のノイズには目もくれず、全く同じルーティンを日々続けてきました。
2019年も、2020年も、2021年も、そして来年も、やることは変わりません。
基本という当たり前を守り、
新しい風を吹かせるという姿勢を守る。
僕の当たり前な日常が、少しでも役に立てば幸いです。
ご清聴ありがとうございました。
村田稔明