今月のRooTsは江尻の技術講義でした、キーワードは一回の治療で完全に便秘を解消する。
今のこのコロナ禍から目まぐるしく変わる世の中で便秘というのは国民病となっているのではないかというくらい便秘の症状を訴える方は多い、また下痢も同じように多い、ほとんどの場合の原因は同じである。
ですから便秘も下痢も同じようなテクニックで解消できるが今回は分かりやすいように便秘をターゲットにして便秘に特化したテクニックをお伝えした。
まずは便秘を知ってもらうことから始めたい。
便秘の原因は腸内環境の悪化と腸の蠕動運動が起こらないことで起こる。
これは当たり前で多くの治療家やセラピストがこのアプローチをしている、しかしこれで便秘は解消しているかと言われると思ったほど解消しないのが現実ではないでしょうか。
だから、便秘をしっかり理解するところから始めるのがいいと思います。
では便秘の種類とは??
・弛緩性(しかんせい)便秘
大腸の蠕動運動が低下することで起こる便秘です
・痙攣性(けいれんせい)便秘
自律神経の乱れにより便秘になってしまう状態
・直腸性便秘
便を押し出す力が低下してしまって起こる便秘です
・器質性便秘
病気による便秘なので場合によっては医療処置が必要です
(これを整体師が診ようとするとおかしなことになる。)
便秘といっても種類に分けると4つに分類される。
多くの治療家やセラピストが便秘の解消が完全にできない理由にこの分類ができてないことにある。
テクニックの内容に関して興味があれば、RooTsを受講してください(笑)
手取り足取りお伝えしますよーーー(笑)
何が言いたいかというと、、、
直腸に便が送られると、直腸の中の圧が上がって神経を通じて排便中枢や脳に伝わり便意が起こり、排便の反射が起きて肛門の内側にある筋肉が緩みます。すると、直腸の蠕動運動が起こり、今度は肛門の外側にある筋肉が緩み、腹圧が自然と高まって排便に至る。
治療家セラピストの便秘アプローチはここのアプローチが足りないのです。
直腸の圧を変える。
直腸の便を押し出す力をあげる。(直腸の蠕動運動)これを間違えない!!
直腸性便秘の解消が今回の便秘が下痢になったかと思うくらいドバッと出ちゃう便秘解消テクニックの肝なのです。
えじり