本要約チャンネル 杉岡さん

月の本要約チャンネル担当しました杉岡です。

今回は、自分の本棚の中からたぶん皆さんが持っていないだろう種類の本を選んでみました。

「日本の弓術」岩波文庫 オイデン・ヘリゲル著

「疲れない体をつくる「和」の身体作法 能に学ぶ深層筋エクササイズ」祥伝社 黄金文庫 安田登著

この2冊には私が気付いた共通点があります。

まず、日本の東洋的な文化と西洋の考え方やその文化が交わり、双方の純粋に良い部分を表現しているところ。

そして著者が好きなことに熱心に取り組んだ結果得た良いものを惜しげもなく、表現しているところ。

この事から、ビジネス本や実用書でベストセラーの本を読んでもつまらなく思ったり頭に入って来ないのは、著者の情熱が伝わってこないからなのだと言うことに気がつきました。

好きで書いてるんです!と言う熱が伝わらない本を私はつまらなく感じてしまうようです。

上記の本はそれぞれ「弓術」と「能」という伝統的な武芸、芸能の場で「型」を「稽古」します。「師匠」がいて「弟子」

の立場でもあります。

何となく、整体を習い研鑽を積み「師匠」の元「型」の稽古をしあい、技術を磨く「弟子」の立場である自分とも共通点があるように思いました。

「日本の弓術」だけでも読んでもらいたいなぁ!

本文は120ベージ弱と短いので、ぜひどうぞ~。

杉岡賀代子