2月の股関節のDojo技術復習は股関節の可動テストと股関節の締めのテクニックを復習しました。
股関節の治療テクニックは山ほどあるので、どんなテクニックを復習するのがいいのか考えてみたのですが、やはり一番は股関節がどのような状態にっているのか?
関節のどの動きが良くないのか?
または、どの位置で関節が詰まってしまうのか?
を自分お手で感じる。
動かして感じる。
これがやはり重要だと考えました。
ですから、大腿骨を両手でしっかりと把握して、屈曲・進展・内転・外転・内戦・外線の動きを術者が動かして感じて検査をする、これって股関節に関してはとても難しいと思うんです。
とても大きな動きをする関節の股関節、ですから大きく動かして痛いとか、痛くないとか患者さんに動かしてもらったりして検査をする事が多いでしょ。
痛いか?痛くないか?だけで検査をすることって危険なことだと思うのです。
それも必要ですが、もっと必要なことはちゃんと動いているか?自分の手で感じて検査をすると言うところに重きを置く事が重要だと思います。
この検査ができると関節のどこにアプローチするのがいいのか?どの筋肉にアプローチするのがいいのか?靭帯に何かおかしいところがあるのか?わかるようになるんですよね。
この検査のコツは両手で把握しますが、手の力を使わないと言うところ。
手の力を使わないで??
どうやって??それがコツですよ〜!
まぁ身体を上手に使うんですけどね。
これができない人はなかなか出来ない。。。
どんな手技でも、どんな検査でも、腕力でやることはないですよ!
コツというよりもある種それが型に近いのかもしれないですね。
そして締めの股関節テクニックは、本当に関節をグッと締めるテクニックです。
7呼吸で押圧をかける、7呼吸かけてゆっくりと戻す。
これで一気に整うんですよ。
股関節の治療テクニックはいろいろあるのでそれはクライアントの身体を診て、身体に聞いて、ベストなテクニックを使ってください。
でも、股関節に関してはやりっぱなしが一番良くないので、最後に関節を締めて落ち着かせてあげるのです。
そんな股関節の復習テクニックをした2月のDojoでした。
ありがとうございました。
江尻