今回のRooTs技術編はフミユセラピストアカデミーで一番厳しい目を持つ中村憲永先生による中部胸椎矯正テクニックでした。
最初に整体的な中部胸椎の矯正手順と指使い、体使い、そしてコツとミソ。
そのあとに今度はカイロプラクティック的な矯正方法のコツとミソ。
どちらも共通して言えることは、手順の中に全てのコツとミソがあるということ。
その手順を確実に覚えると必ず出来るようになるという現実。
たった一つの手順を飛ばしてしまうだけで、できなくなるのがテクニックの面白いところです。そんな重要な手順だけど、ついつい見逃してしまう事が多いのも事実。
多くの治療家が矯正は難しいとか、なかなかできないとか、言い訳をしますが、その理由はたった一つだけです。
簡単な手順を端折ってしまう事にあるのです。
これって技術を覚える上でとても重要な事なんです。
できないと嘆く人ほど、自分流や自分のやりやすい方法を取ろうとするのです。
できないなら、出来る人の真似をするのが一番です。
しかも、中村先生は女性で体も小さい、そんな中村先生が100キロを越す男性の椎骨を一つづつ矯正するのです。
中村先生の真似をして、矯正テクニックを教えてもらってできないのは、力で矯正しようとしているか、自分流になっているか、もしくは技術を見ている視点が全く違うかだと思います。
小さな身体の中村先生の矯正テクニックは勉強になる。
矯正テクニックは力で矯正するのではなく、人の体のメカニズムを理解して矯正しているというのがよく分かります。そして的確な手順!!
椎骨の矯正テクニックの重要なことは
手順と指使い、そして人体のメカニズム。
そんな事を再確認させていただいた9月度のRooTsでした。
中村先生ありがとうございました。
えじり