今回は胸郭エリアと同じくらい大事にしている「脚の土台の足」へのアプローチを行わせていただきました。
スタイルデザインのスクールで、整体は物語づくりが大事と話しています。
どうして今の問題・課題が起きてしまったのか?
そこから改善していくために、どんな道筋があるのか?
ここを筋骨格系の視点から考える。ここも整体のオモシロポイント。
”今の体”から”新しい体”へ変わっていくための物語。この物語を考えるときにアイデアをくれるのが機能解剖学の知識です。
機能解剖学を何周も何周も繰り返していると新しいみえ方や考え方が生まれてきて、その度にウキウキ嬉しくなります。
骨格の歪みの中でも足は体全体への影響力が強いので、物語を考えるときにも優先順位が高めです。
実際にセッションを行っていると多くの女性が中足部、後足部エリアに問題・制限を抱えています。
そしてほとんどの女性がその問題に気がついていません。
今回は背屈制限、オーバープロネーション、ハイアーチの対して、中足部、後足部への矯正を行うときに使っている手技をシェアさせていただきました。
育てていくことに時間が必要な足ですが、状態の把握して適切に矯正できれば変化、効果を実感しやすいのも足の特徴です。
しっかりコンタクトするテクニックが多いのでみなさんのリアクションも楽しかったです。
僕が日々のセッションで人の体って面白いな〜と感じている部分を一緒におもしがってもらえたことも嬉しかったです。
今年も特別な時間をありがとうございました!
Hiro Hattori