3月のDojo

今月のDojoもまたまた復習の筆記テストから始まり、今回は肩甲骨に纏わるテストでした。

 

肩甲骨の動きや肩甲骨をつくる筋肉、肩甲骨の解剖学上の重要なポイントなど。

 

技術の方は3人〜4人のチームで課題をクリアしていきます。

 

 

1つの課題に対してチームで実技をします。

 

今回はCP コンタクトポイント(矯正手指の接触部位)と、SCP ゼグメタルコンタクトポイント(術者が接触する患者の矯正部位)がきっちり出来ているか!?が課題です。

 

どういう経緯で、どう動かしているのか、矯正しているのかの説明。

 

接触手がちゃんと出来ているのかのチェックです。

 

その後、骨盤のローリング。

 

胸椎7番又は頸椎7番を接触しながらの仙骨のローリング。

 

ローリングなんて簡単!出来ている!って思ってしまいます。

 

しかし、ただ転がしているだけでは駄目。

 

ローリングすることによって、カラダ全体が揺れます。

 

出来るようで出来ない!!難しいです。

 

どうしても手を使い、手先でやろうとしてしまいます。

 

どんな手技でも、手先の力だけで矯正や調整は出来ません。

 

手を使わない、指を使わない!!

 

というのがコツとなってきます。

 

手を使わないとなると体を使うしかないのです。

 

そうすると、患者さんのカラダ全体が動き、楽にローリングができるのです。

 

その前に、脚構え・手構えが大切ですね。

 

少しの気づきが技術を進歩させてくれます。

 

今月も熱気いっぱい、体も頭もたくさん使うDojoでした。

 

               ならろは   中村 憲永