自律神経へのアプローチだとか、内蔵マニュピレーションだとか、世の中には色んなテクニックやアプローチが溢れているけど、ちゃんと腹腔へのアプローチができている治療家がどれくらいいるのだろうか?
フミユセラピストアカデミーのテクニックでもお腹へのアプローチ、腹腔へのアプローチはしっかりとしていく、この時に筋肉へアプローチするのか、内臓にアプローチするのか、ちゃんと腹腔へアプローチするのか、またまた自律神経にアプローチするのか、ちゃんと区別してできているのかを復習していく。
お腹へのアプローチ、身体の前面へのアプローチがしっかりとできると、身体の後面へのアプローチが変わるだけでなく腹腔・胸腔を変える事も可能になり、身体の重心を変える事も可能となったり、アプローチとしてもとても重要な場所だと言える。
ですから、このお腹へのアプローチには細心の注意が必要です。
コンタクトした瞬間にクライアントが不快を感じるような接触は絶対にしない方がいい、それは的確な腹部へのアプローチができないだけではなくてクライアントが治療家に触られる事で緊張をしてしまう状態を作ってしまう可能性まである。
そのようなことにならぬ様に手の作り方・手の使い方・スタンス・自分の重心の使い方・圧の掛け方・どこをターゲットにするのか、どの様なイメージでアプローチするのか。
基礎からの復習テクニック
基礎から応用へテクニックをステップアップさせるための重要な事をもう一度確認しました。
2021年も最後のDojo技術復習会、今年も色んな事を復習して色んな発見があったと思います。この発見が自分のテクニックの引き出しにしっかりと仕舞ってクライアントに還元する事が僕たち治療家の仕事です。
すぐに使えるテクニックから自分の必殺技になるテクニックまで2022年も楽しく刺激的な時間にしたいと思います。
今年も一年ありがとうございました!!
2022もよろしくお願いします。
来年のキーワードは人間の全ての関節です。
江尻