12月関節リーダー 村田くん

1年の締めくくりのテーマは「腰椎」。

脊柱で最も大きな椎体と棘突起を持ちながら、大きな前弯と脊柱起立筋や胸腰筋膜などの組織により、触れそうで触りにくいのが特徴です。

治療家ならしっかりと触診ができて、アプローチ出来ないといけない場所なのに、触れている気になっていないか!?

アプローチできている気になっていないか!?

Dojoだからこそ基本に立ち返ってみたいと思いました。

まずはモーションパルペーション。

・脊柱のラインを診る

・ランドマークに触れる

・まさぐらない

・コンセンサスを得る

それぞれ、できている?できていない?

をチェックしていくのは、とても緊張感がありました。

骨が触れたら、次はモビリゼーション。

それも側臥位です。

・患者のポジション

・術者のポジション

・スタンス

・コンタクト

・最密位

回旋の制限がありながら、屈曲伸展の動きは脊柱の中でも最大なのが腰椎です。

腰椎の椎間関節に動きがついたら、体の動きはグッと広がります。

安全かつ効果的に、スマートにアプローチできるまで、繰り返し練習です。

技術の探求は終わりがありません。

来年は、皆さんともっと上達したいです。

厳しくも温かく、優しい目と的確なアドバイスで見守って頂いた師匠と講師陣にも感謝します。

ありがとうございました。

村田稔明