関節リーダー スズキ君

こんにちは。年末の関節リーダー、大松すずきです。

今回のターゲットは胸椎でした。

椎体・神経・関節を動かすことで、みんなで共有できるテーマを考えた結果、
「椎体から出ている神経が発する指示に対して、動きがどう変化するか」を
みんなでチェックすることにしました。

テーマは、屈曲・伸展・回旋の3つ。
それぞれの動きに対して、一番動きにくさに関与している神経が通る椎体を刺激し、
その後に動きが改善するかどうかを、グループごとに検証しました。

すると、驚くほどに可動域が改善し、まるで“神経信号の道路の渋滞”が

解消されたかのように、スムーズな動きへと変化していきました。

今回は胸椎を中心に行いましたが、脊柱は頸椎から腰椎、仙骨まで
すべてが指示を出す重要なラインです。
患者さんの動きや症状に合わせて、どの支配領域が関与しているのかを整理し、
より分かりやすくお伝えできるようにまとめました。

関節リーダーとして、調べ、整理し、みんなで使える形にしてシェアすることは
大変な部分もありますが、同時に一番の学びの場でもあります。


20年以上続けてきて、ようやくこうした時間を“楽しめる”ようになりました。

考え方の説明や、みんなで行う手順の組み立てなど、難しいことも多いですが、
今回もみんなで協力しながら、稽古の場を一緒に作り上げることができました。

ありがとうございます。

大松すずき