D-Studio スズキ君

一年前皆さんに行ってきますと送り出ししてもらい、またこの場所に戻ってきた。

9月最終日。

そんな時に大役を頂きました。当初の年間計画にはなかった担当。

本当はもう少し時間が経過してからお話したかったが、事実を伝える為、

この場に戻ってきた。

 

みなさんに何かをお伝えできればといろいろ考えてみて、

それなりに文章にして準備はしてきた。

いつもと違うインタビュー形式でなく、単独スピーチ。

イントロで流してもらった皆さんからの温かいメッセージに感謝しながらスタート

最初は原稿を読んでのトークセッション。

しかし、それはみんなが求めているものとは違った。面白くないぞという雰囲気を

皆さんからかもし出されてしまった。

 

現行で書かれていることはかっこよく言おうとしている。

そんなことは求めていない。もっと泥臭い事を言ってほしい、

自分らしさをお話しないと面白くないという雰囲気から、

指令が飛んできて原稿が無くなった。

 

その瞬間、パッと頭が真っ白になったが、自分の中の本心をお伝え出来た気がします。

海外生活をしてみて思った事、やはり仲間がいるからこそ出来た事がたくさんありました。

ここで行っていること、先生がいつも言われ続けてきた事、皆さんからの愛情で

なんとかなっていた。

それが全て無くなった瞬間に厳しい状況になってしまった。

 

海外生活はとても楽しかったが、とても厳しい現実を目の当たりにした。

御前崎という地は公共交通機関が少なくとても不便ですが、自然豊かな場所

そんな陸の孤島でありながら、都会でありました。

 

言葉が通じない国に行けば、さらに陸の孤島で言われていることを身に染みて感じます。

もっと馬鹿になれその瞬間にその人のキャラが光る。言葉の壁はあるけれど、

それをカバーする方法は幾通りもあるはず。その結果、お互いの壁がとれたかもしれない。

それは、最後の送別会の時も馬鹿になれたから、みんなが受け入れてくれ、

今までで一番の送別会になったと言ってくれた。

 

 

口で発する言葉で伝わる割合はたったの7%。

それ以外はその人がかもし出す表情、動作、雰囲気

だからこそ、ウルトラの星に戻ってくる必要がある。

 

逃げてもダメ、今回のラグビーの様に堂々突き進める人ばかりでもない、

だからこと、チームワークで見えない壁を取り除くしかない。

 

人それぞれの役割があるが、少しでも場を和ませることが出来れば幸いです。

 

セニョール ホンダ 鈴木