今月のDojoもまたまた復習の筆記テストから始まり、今回は肩甲骨に纏わるテストでした。
肩甲骨の動きや肩甲骨をつくる筋肉、肩甲骨の解剖学上の重要なポイントなど。
技術の方は3人〜4人のチームで課題をクリアしていきます。
1つの課題に対してチームで実技をします。
今回はCP コンタクトポイント(矯正手指の接触部位)と、SCP ゼグメタルコンタクトポイント(術者が接触する患者の矯正部位)がきっちり出来ているか!?が課題です。
どういう経緯で、どう動かしているのか、矯正しているのかの説明。
接触手がちゃんと出来ているのかのチェックです。
その後、骨盤のローリング。
胸椎7番又は頸椎7番を接触しながらの仙骨のローリング。
ローリングなんて簡単!出来ている!って思ってしまいます。
しかし、ただ転がしているだけでは駄目。
ローリングすることによって、カラダ全体が揺れます。
出来るようで出来ない!!難しいです。
どうしても手を使い、手先でやろうとしてしまいます。
どんな手技でも、手先の力だけで矯正や調整は出来ません。
手を使わない、指を使わない!!
というのがコツとなってきます。
手を使わないとなると体を使うしかないのです。
そうすると、患者さんのカラダ全体が動き、楽にローリングができるのです。
その前に、脚構え・手構えが大切ですね。
少しの気づきが技術を進歩させてくれます。
今月も熱気いっぱい、体も頭もたくさん使うDojoでした。
ならろは 中村 憲永