10月roots塾、ありがとうございました。
今回は下腹部に特化した施術を、そこに皮膚の遊びを交えて講義を行わせて頂きました。
今回の講義で一番大切にしたかったことは「嬉しい/嬉しくない」というところでした。
自分が施術を受けるとき、ついつい嬉しくなってしまう施術というのがあります。
手技は奥深いものですが、リアクションが取りやすい施術というのがありますよね。
それが“ソフトなタッチなのに、カラダの深みにグッとくる”を感じた時です。
組織に逆らわないように深みに入って、スッと急所を押さえられてしまう。
海で遊んだ後に師匠から受けた施術が今でも忘れられません。
僕のサロンは女性ばかりなので、みなさんリアクションがとてもお上手です。
「痛いけど、、、確実に効いてる〜。」
その時、顔を除くと必ずといっていいほど喜んでくれています。
これは理屈じゃなくて、本能的に反応してしまうところなんじゃないでしょうか。
僕はMですが(失礼)、そんな顔を見るとこっちまで嬉しくなってしまいます。
シンプルな手技なのに万人に自分の手仕事が伝わる。
わかりやすい。かつ、効果的な手技。
そのために、自然と身に付けてしまっている皮膚の遊びを振り返ってみたらどうだろう。と生意気にも基本的なところから講義をとらせていただきました。
「嬉しい」はカラダは良くなる時に大事な要素だったのか。
という当たり前のことが腑に落ちはじめた今日このごろです!
施術を飾る言葉がいらない世界って職人気質でかっこいいよね〜。
もっともっと探求したい。
Hiro Hattori