今回は「膝関節矯正4つのステップ」と題して講義をさせて頂きました。
日頃、クライアントの体を観察する中で、非常に多いのが、内旋した脚です。
内旋グセは体が歪んだ結果です。
更にその結果、膝関節に問題が起こり、足の構造が崩れ、股関節も動きが悪くなり、
骨盤の前後運動も失われるという、負の連鎖が続いていきます。
「脚は外旋して使う」
体はそうデザインされています。
体もそう動きたがっています。
しかし、日常の中で様々な原因が複雑に絡み合い、現代人の脚は構造が崩れています。
今回は、
・基本的な関節の構造と動きのイメージ
・機能改善のためのスクワットのガイドライン
・外旋運動を導くための4つのアプローチ
と大きく3つに絞って、臨床から導いた、活きた技術をシェアさせて頂きました。
FTAで学んだ要素を、そこかしこに盛り込んであります。
日本中から、内旋した脚を撲滅させる!
私はそれぐらいの覚悟でこの技術を使っています。
形には機能が宿ります。
機能はまた、形を創ります。
「機能美」
という言葉がピッタリな、美しい体を創るために、
今回の講義が役に立てば嬉しいです。
ブラッシュアップして、精度を上げていってください。
そして、臨床で発見したことを、再びシェアしたいですね。
どんなことが起こるか、楽しみにしています。
ありがとうございました。
村田稔明