多くの治療家がアプローチする場所であり、治療結果に大きく影響を与える場所が胸椎へのアプローチだ!
臨床上では胸椎の5番周辺の歪みを起こしているところを確実に矯正できれば手の痺れが取れてしまうと言う事がとても多い。
この事は手の痺れの治療を得意とする治療家が口を揃えて言うのが胸椎へのアプローチです。
今回のRooTsでは僕が一番得意なテクニックの一つであるT-5の矯正を軸に胸椎矯正の進化したコツをお伝えする事にさせていただきました。
一番沢山触るところなのに、、、
なぜだか苦手意識を持ってしまう治療家がとても多いのが現状だと思います。
このT-5へのアプローチで一つ文字で伝えられる事というと、脊柱を一本の棒であるように感じる感覚を大切にする事です。
脊柱は24個の椎骨で構成されていて、これらの椎骨は一つづつ動く事ができる。。。。と整体師が一番最初に習う背骨のこと。
この整体師にとって当たり前の感覚が的確な矯正をする時にちょっとだけ邪魔をする事があるのだ。
しかし椎骨が一つづつ動いていることも分かっていないと矯正する事はできない。何だかとても矛盾するような事を言っているけど、これが技術のコツとかミソなのである。
教科書には書かれることのないホントのトコロだと思う。
今回のRooTsではどんな技術本やテクニックセミナーでは言われることのない絶対的秘密領域(笑)をシェアする事が目的であり、技術を学ぶというよりは治療の結果を出すための道具としての技術の本当のところをシェアするのが一番の目的であります。
25年かけて見つけた矯正技術を習得するためのコツをなるべく沢山お伝えするのが今年の江尻のRooTsです。
来月は坐骨神経痛の治療についての僕の見解をお伝えします。
どうぞよろしくおねがいします。
えじり