パワーオブトーク おかめさん

竹槍ぐらいだと思っていたのが、結構使える武器だったんだね。

コーヒーを飲みながら同業者の夫に言われた言葉である。

パワーオブトーク。

題材は何でもありで、30分ほど皆の前で話すのだ。

前年の暮れにスケジュールは割り当てられ、

準備万端、数ヶ月前には出来上がっていた原稿。

の筈だったのに、最終確認で元ネタの勘違いに気が付いた。

当日まであと2週間。バタバタの原稿作りとなった。

用意周到、のつもりで穴だらけ。

ついでに度胸もなくて、几帳面ときた。

開業して14年経つが、

スマートな仕事なんて出来た覚えがない。

冒頭の竹槍と言うのは、自分の仕事ぶりである。

師匠とは真逆だ。

それでも、竹槍も14年突いてりゃ

ちょっとは使える武器になっていた。

今回は自分がどんな風に仕事をしてきたかを話させて貰ったが、話終わった後の皆さんの感想を聞いて、それを教えてもらった。

素直にとても嬉しかった。

一筋縄ではいかない人だなぁ

これは入学当初からお世話になった江尻師範の感想である。

どうやら自分が思うよりずっと、腹の色は濃いらしい。

そうか、これも褒め言葉としていただいておこう(笑)

続けていくとわかることがある。

出来るようになっていることがある。

それをシェアすることで、気づくことがある。

良い時間をいただくことができました。

泥臭いストロングスタイル、続けて行きます。

からだ工房オカメ 小笠原綾子