今回feeling bubble seitai technicは、股関節の整体。
「こうしたい」と思うと成立しない。「こうなのね」と患者さんが行きたいレールに寄り添うテクニックでした。
正直なところ、患者さんを施術する中で僕が万策が尽きて出来上がったテクニックなので、まだまだ発展途上のテクニックです。
このテクニックは4月のルーツで紹介する予定でしたが、Zoomルーツだった事からまたの機会にと思っていました。
当初は四肢の操作、腕や脚の触れ方や動かし方としてのシェアだったのですが、7月初めの師匠とのミーティングの中で、今回のテクニックを説明を交えながら施術してみると、治せる技術としてシェアする事が決まりました。
しかし様々な患者さんには試してみて、僕の手応えはと言うと首を傾げるほど無い。しかし、患者さんの反応と成果が結果として出て来る。
その決め手は、「ルール」と「顔」
「ルール」は股関節が行きたい方向に行ってもらう事。行きたい方向に動かすととは違うんです。
膝関節は90度、足関節は90度、股関節屈曲外転外旋、脛骨内旋、足関節外反。
文字に起こしてみると、こうなってしまうのだけど、「顔」なんだよね。
大腿部と下腿部からなる膝の「顔」。
しかめっ面や窮屈そうな顔では無く、何て言うのか、何処からもストレスを感じていないシュッでした顔なんだよね。
いつも僕のルーツ講義は細かな操作が多いので、皆さんには汗をかいてもらっております。
受け手の感覚を唯一持つ師匠の手助けもあり、皆さんにも感覚的なものが伝わったと思います。
「自動と他動の螺旋階段」と評してくれた師匠暁光には頭が下がります。
ご参加頂いた先生方、暑さの中お疲れ様でした。最後まで集中を切らさず、興味深く学んでいただきありがとうございました。
今後も良きtechnicをシェアさせて下さいね。
整体って良いね!
ありがとうございました。
星野