Feeling bubble seitai technic 2

「ホシノパシー」テクニック

前回の股関節のちょっとした補足を終えてから肩関節を行うことにしたのですが、出来立てホヤホヤのテクニックだけに伝える方も学ぶ方もボタンの掛け違いの様な勘違いがありまして、そこの修正とイメージ作りの補足。

股関節のイメージと指標のズレが生じていたんですね。整体、カイロプラクティックなどの治療家セラピストは、体の見立てを行う時に、体の中に幾つもの指標点を持っているのでが、今回は治療家セラピストとして、当たり前に身に付いていたものが、イメージのズレと言いましょうか、勘違いを生み出しておりまして、、、

イメージとしては関節を動かす事なく、行きたい方へ赴くままにどうぞって感じなのです。

人体模型を使って、皆で股関節の位置を再確認。

股関節と指標にしていた大転子のちがいがね。

分かっちゃいるけど、そう分かっては居るんだけど大転子を見ちゃうんだよね。

さーて違いが分かれば、大転子なんて無視!

操作をする手に返ってくる患者さんの関節の感覚を感じよう。

感じれていなく、動かし過ぎた場合は対側のASISがピクッとするのがサインです。

もう一度、もう一度、丁寧に、全神経を手の感覚に向けてよ〜

しつこいくらい、一途に一点の違いを修正する為に惜しみなく時間を使うところに頭が下がります。

どの先生もプロ中のプロ!

匠の中の匠!です。

今回の肩関節はやり方をご紹介したに過ぎませんが、感覚を掴んだ先生方ならもう大丈夫。

沢山の患者さんに試して下さい。

患者で試すなんてもっての外と同業者の方々には叱られそうですが、大丈夫です。

ど素人の先生に提供した技術ではないのでね。

プロ中のプロの先生に紹介させていただいたので、今回の技術が安全である事は、分かっていただいているでしょう。

いつも僕の技術はfeelingって言うソースが詰まっておりますので、学んで頂いた先生方には、ご苦労ご迷惑をお掛けして申し訳ないです。

それでもやっぱりfeelingは大切なんだよ

だって患者はfeelingって言う感覚で感じ、先生方に体を預けているんでからね。

資料、情報、知識は整体師、治療家セラピストにとって幾らあっても困らないものでは有りますが、feelingが無いってのは困りもんですね。

カラダの触れる所なんて、限られてます。限られた中でどう違いを出すかは、触れ方、掴み方、捉え方のfeelingですね。

feelingって奥深いですね。

今回もじっくりRooTsありがとうございました。

星野順一