関節を巡る旅、6月は肩甲骨

最近の整体業界でのパワーワードのひとつである肩甲骨とか肩甲骨剥がし、この肩甲骨剥がしというパワーワードを理解するべく、肩甲骨についての理解を深めるとともに関節可動域の確認などをテスト形式からキッチリとチェック。

巷で言われている肩甲骨剥がし、本当に肩甲骨は剥がれるの?動画サイトやSNSで色んな方法で肩甲骨を剥がしますと言って色々とやってますが、それは本当に剥がれているのか?

整体師が言っちゃあいけないけれど、、幻想だったらどうする(笑)

笑い話を交えながら真剣に肩甲骨の動きについての考察と確認を繰り返す。

教科書や解剖学書、運動学書に書いてある肩甲骨の動きと、それを実際に触るとどう感じるのか。とても重要な事である。

絵に描かれた理論上の動き、実際に人間の身体を触ったときにはどのように感じて、どれくらい動いているのか?

思ってたよりも動きが小さい。。。

思ってたより動かない。。。

最初の感想はほとんどがそう感じる。

なぜ??

人間の身体の関節は連動で動く事がとても多く大きい、だからひとつ一つの関節の動きは小さい事が多い。その小さい関節の動きをつけていく事、連動する関節の作用も頭に入れて関節可動域の動きを見て調整する。

言葉にしていくととても難しく感じるが治療家の手を感覚器官として使う事で感じる事ができる。この感じるを鍛える、養うのがDojoです。

型を自分の身体に叩き込む、感覚を鍛える、色んな目線を持つヒントを掴む、何より当たり前のことが当たり前にできる治療技術を身につけて、身体で覚える。

その積み重ねができてる時はクライアントの身体の反応もとてもいい。

小手先のテクニックを考えるよりも、ちゃんと基本技術の型を身体に叩き込む、

丁寧にクライアントの身体と向き合うことが重要なのです。

今月もまたひとつ、詳しく触れる・丁寧に語れる関節が増えました!