１２月の本要約チャンネル担当オカメです。
今回取り上げたのは「毒縁会〜海辺の合宿〜 鈴木暁光/著」そう、我が師匠の本。
今改めて考えると、著者の運営する「フミユセラピストアカデミー」というスクールの開業率はすざまじい。そして、開業後に長期にわたり仕事を継続する力も強い。
思い返せば、技術を習得しおえると「開業おめでとう」と「まだ開業しないの！？」という言葉が、先輩からも同期からも飛び交うようなスクール環境であった。
私のような臆病でのんびりしたのがスルッと開業を覚悟できたのも、そうした環境があったからと思う。
しかし、いくら技術を習得したからといって開業が成功できるわけではない。商売のイロハについても同時に知らなければ、お客さんには来てもらえないのだ。（それがいかに大事であるということは、最初はわかっていないのだけど。）
必要以上の手取り足取りをせず、そのイロハも基本に即すものでありながら教科書通りでない独自の表現で彩られていた。簡単に言えば面白かったのだ。この本にはそんな教えが改めて書かれている。
気づけは開業して16年目を迎え、目に映るもの耳から入るものを商売というファクターを通して見るようになっている。
今回は、経験や時間の経過により蓄積した自分の考えも乗せながら、この本を紹介させてもらった。