9月の手関節リーダーは 村松屋さん

9月度Dojo 手関節リーダー 村松屋です。

あくまで個人的な見解ではありますが、整体師目線で見た時に腰部(腰痛)や肩関節・肩甲骨(肩こり)などと比べると少々マイナーな部位である気がする手関節。

しかし、足部と同等の骨の数で構成され、尚且つ足以上に複雑で繊細な動作、時には大きな力を使ったり、と様々な動きを日常的に行っている手指や手首。

脳と共に、人類の進化に大きな影響を及ぼした部位である事は間違いありません。

複雑で繊細な動きが出来る、という事はイコール複雑で繊細なトラブルも起こるという事。

普段ほとんど気に留めていなくても、何かトラブルが起こると非常に厄介な箇所です。

パソコンやスマホが普及し、手首・指先を使う頻度は更に増していて、今後腰痛や肩こり以上に手関節症候群や腱鞘炎などの問題を抱える患者が増える事も考えられます。

病院では安静などの保存療法か投薬・手術のいずれか、SNSなどを見るとほとんどが遠位の筋肉へアプローチする施術ばかりが出てきます。

が、整体師、ましてFTAの門下生であればしっかり骨(関節)にアプローチするストロングスタイルであるべき!

という事で、徹底的に手根骨を動かすことにフォーカスし、こだわってみました。

手根骨があるべき場所に収まり、各関節の動きがスムーズになれば、手根管(正中神経)への靭帯の圧迫や腱と腱鞘との摩擦も減ると考えます。

7月のDojo以降ずっと頭から離れず、前日には大失敗をやらかす夢で目が醒める、というアクシデント(?)もありましたが、非常に貴重な時間をいただけた事、本当に感謝しています。

ご協力下さった皆さん、ありがとうございました。