整体から生体へ

今回Rootsでシェアリング講師を担当しましたBodyDesignProjectの戸川です。

整体業を営む先生方に、今までの発想ではない世界、和の身体原理を中心に、人間の身体の不思議や面白さ、そして可能性に触れて頂きました。

感じるとは何か?

思考とは何か?

僕たちの身体の中では矢印(意識)が沢山変化しています。

その矢印が存在しない状態。

それが腑抜けであり、死んでいる身体という事もシェアさせて頂きました。

人の身体に触れて、その身体を整える。

それが整体ではあるものの、自身の身体は整っているの?という切り口でセミナーは始まりました。

カイロプラクティックで最重要関節とされる脊柱(背骨)。

その背骨の可能性を引き出す身体の芯の使い方。それに気づくきっかけとなる事を願い今回のワークはデザインしています。

頭で知っているテコの原理や関節の特徴。

それを身体で再現すると、どのような現象が起こるのか?それを患者さんに身体で理解して頂いて初めて整体が生体に変貌します。

だからこそ、施術者自身が再現できないと何も指導できていないと同じ事。

だから施術者はセンス(感覚)を磨き続ける必要があるわけです。

前提条件となる、施術者自身の心構え、心の方向性、芯から伝わるエネルギーは相手に向いていないと関係性は成立しません。

しかし、自身の自我、エゴ、緊張が、本来あなた自身に備わっているエネルギー(チカラ)を減衰して伝わらない状況(環境)を作っている事にも気づいてほしかったのです。

相手との距離間、間合いがズレている事に気づける身体。

それが間違いに気づく身体です。

そんなボディワーク。

身体を通して臨場感を体験したからこそ知り得る知恵に昇華します。

整体師として情報を仕入れるには目と手が必要です。

目の使い方(視覚)は今回シェア出来ませんでしたが、手の使い方(感覚器としての手)は伝わったのではないでしょうか?

小手先のテクニックでは相手に影響が及ぶどころか、相手に緊張を学習させてしまいます。

勿論、自身の身体も緊張を学習しているという事にもなります。

人と人の関係性には、様々な情報の交通がなされています。

それを感じ取るには、ある意味で訓練が必要だと僕は考えています。

何故なら、自分では気づくことが出来ない盲点が存在しているからです。

セミナー後半のまとめとして、内観の重要性をシェアさせて頂きました。

自分の中に宿る感覚を感じ、表現、言語化する。

その積み重ねが、今自身が出来ている事と出来ていない事の理解に繋がると思います。

僕は磨き続けます。

今回参加された先生も、興味があれば磨き始めてみて下さい。

最後に・・・

Rootsという場があること。

それを築き上げてきた暁光先生はじめ、継承者となる江尻先生、星野先生の存在。

そして整体歴20年という背景をお持ちの先生方の存在。

今回シェアリング講師をさせて頂きながら、場のエネルギーの高さを僕自身感じていました。

愉しく、真剣に。

そのような場が出来上がっている事の価値に気づく、そんな講師活動にもなりました。

本当に貴重な機会とお時間をありがとうございました。

BodyDesignProject

戸川 俊輔