2016年 『様式美』

1月17日(日)今年最初のテーマは『様式美』でした。

型にはめる

型にこだわる

型を大切にする

型が骨の髄まで分かっている!

これが一番大事。

 

職人の世界、技術の世界、文化継承の世界、

全て「基本の型」を大切にし、守り抜くのが特徴です。

 

型があるのが落語、型が無いのが漫才。

ましてや養成学校を出て、

師匠や兄弟弟子のいない漫才師が増えているのと同様、

我々の業界も同じような輩が増えた。

 

技術を習得させることがビジネスになって、

マニュアル化され、

デジタル化されDVDで学んだり、

セミナーで、

「最新のすぐに使えるテクニック」というキャッチコピーに

つられる輩が増えて・・・・・・。

 

FTA(フミユセラピストアカデミー)は、みんな仲が良い。

良く遊び、よく学ぶ中で、

実は師弟関係が揺るぎなく、伝承されている。

 

・・・・・・とは言え、

 

私が事故で倒れて三年、

この間に少~し薄まった部分を修正させて貰った。

 

はっきり言って、私は整体師としても、

サロンのオーナーとしても、整体スクールの代表としても、

家庭人としても「型破り」な人間である。

 

そんな「型破り」な人間が、『型』に拘るのがミソ中のミソ。

 

「型破り」とは、

型があるからこそ辿り着ける辺境の地である。

そこに色気があるんだよ(苦笑)。

 

最近は、『型』を全く知らない人たちが増えてきた。

型を知らないヤツが、

人を集めてスクールやったり、セミナーやったりと、

どんどんどんどん『型』を知らない人が増加した。

 

『型』が無いのは、型破りではなく「型無し」だよ。

型無し整体師には、なるなよ・・・・・。

 

ということで本年最初はFTAのテーマでもある、

技は人なり  技はアート 『様式美』

暁光